編集部について

Tokyo Velum (東京ヴェルム) は、東京を拠点に発行する小さな編集メディアです。「都市と暮らしを綴る」を編集方針に、東京という都市の細部——建築、文学、工芸、暮らし——を、四つのカテゴリーで観察し、長く読まれる原稿に編んでいます。創刊は二〇二一年。当初は紙の年刊誌として発行していましたが、二〇二三年からウェブを主軸に切り替え、月二〜三本のペースで記事を更新しています。

本誌のラテン語の名 Velum は「帆」「とばり」「薄い膜」を意味します。都市と読み手のあいだに、薄くもしっかりとした幕を一枚張る——そんな媒体を目指しています。

編集方針

編集部が原稿を組み立てる際に大切にしているのは、次の四点です。

  • 現場主義。机上の評論ではなく、実際の街路、工房、台所に足を運んで取材すること。
  • 長く読まれる原稿。即時の話題よりも、五年後、十年後も参照価値のある観察と分析を優先します。
  • 具体性。抽象的な「日本らしさ」ではなく、特定の場所、特定の職業、特定の時間帯に立脚した記述を心がけます。
  • 反論への開放性。一つの主張を立てたあとに、「ただし」「一方で」と続けて、対立する見方も同時に提示することを習慣としています。

四つのカテゴリー

本誌は次の四つのカテゴリーで構成されています。それぞれが独立した視点でありながら、互いに参照しあう構造で編まれています。

建築と街 / Architecture & City

街路と建築、都市の細部の記録。再開発と保存、地形と用途の関係を観察します。看板建築、坂、路地、駅前のロータリー——東京の街区を「読む」ための小さな手がかりを集めます。

文学と思考 / Literature & Thought

本と思考、批評と覚書。翻訳、編集、読書の現場から考える文章を載せています。映画批評、書店巡り、未訳本をめぐる対話など。

工芸と職人 / Craft & Artisans

職人の手仕事、道具と素材、産地と工程。技術の継承と変容を、実際の工房に通って書きとめます。「伝統」を凍結された過去ではなく、いま現在の選択肢として捉え直す試みです。

暮らしの記録 / Daily-life Records

日々の細部と生活の設計。台所、駅前、銭湯、喫茶店、家族の食卓——「ふつう」と呼ばれている時間に、もう一度焦点を当てます。

編集部の構成

編集部は、編集長一名と契約ベースの寄稿者五〜八名で構成されています。寄稿者は、建築史、文芸編集、工芸研究、フードジャーナリズム、都市社会学など、それぞれ別の専門領域を持つ書き手です。記事は編集部での企画会議、現場取材、複数回の編集会議を経て、公開されます。

署名は基本的に 東京ヴェルム 編集部 としています。匿名の編集者として原稿を出すのは、書き手個人のキャリアより、媒体としての一貫性を優先するためです。寄稿者のお名前を出すべき場合(特集記事、対談など)については、本人の了解を得たうえで、署名を加えます。

取材と倫理

取材にあたっては、次の方針を貫いています。

  • 取材対象者には、原稿が公開される前にゲラを送付し、事実関係の確認をお願いしています。引用部分の修正・削除要請には、原則として応じます。
  • 統計や数値を引用する際は、必ず一次資料(政府統計、業界団体の公表資料、査読論文など)を参照します。曖昧な「と言われている」表現は使いません。
  • 取材謝礼を支払う場合は、その旨を記事の末尾に明記します。本誌は、二〇二三年以降、すべての取材で「金銭の対価を介さない」原則を維持しています。
  • 取材対象から無料で物品の提供を受けた場合(試食、見学、サンプル品など)も、原稿内で明示します。

収益と独立性

本誌の収益は、ウェブ広告(Google AdSense、Microsoft Advertising)、季刊購読、寄稿者への外部依頼の三つで構成されています。記事の編集方針は、いかなる広告主・スポンサーの意向にも左右されません。広告は記事下部にのみ表示され、本文中には差し挟みません。法的情報のページ(プライバシーポリシー、利用規約、クッキーポリシー、免責事項)には、広告を一切掲載しません。

運営会社情報

会社名
Tokyo Velum Media Co., Ltd.
東京ヴェルムメディア株式会社
代表者
Yuta Hayashida (代表取締役)
所在地
〒100-0005 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内フロンティアビル9F
連絡先
info@tokyovelum.com
受付時間
平日 10:00–18:00(日本時間)/土日祝日を除く
設立
2021年
事業内容
編集メディア運営/オンラインコンテンツの企画・制作・配信

沿革

  • 二〇二一年——東京ヴェルムメディア株式会社設立。年刊の紙媒体として『東京ヴェルム』創刊号を発行。
  • 二〇二二年——第二号を発行。同時に編集体制を季刊制に変更する検討を始める。
  • 二〇二三年——ウェブメディアを主軸とすることを決定。tokyovelum.com を開設し、月二〜三本ペースの更新を開始。
  • 二〇二四年——四つのカテゴリー構成を確定。年表ページ、寄稿者ネットワークを拡充。
  • 二〇二六年——通算五十本目の記事を公開。ニュースレターの配信を開始(予定)。

ご連絡

本誌へのお問い合わせ、寄稿提案、取材依頼、広告掲載のご相談は、お問い合わせフォームまたは info@tokyovelum.com までご連絡ください。担当者から二営業日以内にお返事いたします。

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